株式会社ラクジュ

パッシブデザインの注文住宅、リノベーションと不動産

住宅にも不動産出口戦略-その3【建物の価格】

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約3分

自宅の出口戦略【建物の価値、将来予想】

建物価格の現状

土地の将来の価値は、住宅地に関しては基本的に下がる方向に向かっていくともっています。
地方など過疎地などは、売るにも買い手がいない状況すでになっている地域もあり、横浜など都市圏の地域でも土地の安全性や接道の問題で価値がつかない土地もすでに存在しています。
土地に関しては、価値がつかない土地を避け、下落率が大きくない土地を選ぶのがベストな選び方です。

では、建物はどうなのでしょう。
下のグラフの良いな感じです。
30年程度で、建物の価値はなくなる=0円です・・・
逆にそれ以上となると解体に掛かる費用、200万円土地の価値を落とす形となります。
これが、建売の家でも注文住宅の家でもほんとど区別なくです。

今後の建物価格の予想

現在の建物と10年前の建物で大きな違いがあるのは、建物の瑕疵保険が義務化になった事です。
この制度が始まったのが2009年です。それ以前と以降では建物質が少し変わりました。
致命的な欠陥住宅が少なくなり、地盤に対する意識も高まったところもあります。
そこで、年代別の建物価値の違いが生まれてくることと、実質的に建物価値を見いだせる可能性があります。
本来、建物価値は一定に落ちるものでは無く、仕様や耐久性、メンテナンス状態により変わってくる様になっていくでしょう。

ラクジュ的な建物価値の考え方

ラクジュ的には、快適な住環境を維持出来て更に資産価値もある家
高性能でローコスト、誰でもが住みやすく高耐久で高耐震、火災に強いとなるのです。
そこで、最も重要なのがイニシャルコスト+メンテナンスコスト+耐久性になります。

イニシャルコストは、建築するときのコストです。←ここは、今家を造る方は重要な要素ですね。
何処の会社がいくらで、ここの会社はいくらでと、見積を比較して決定するときに、単純に最安値の家にする方はまずいないと思います。

では、何を基準に選ぶのが良いのか?

それは、想定した時期の建物予想価格=建築コスト+維持管理コスト+耐久年数です!

例えば、25年後に売却(実際に売却しなくても)を想定したときの建設費から耐久年数が高い家ほど価値の下落率が下がります。そして、25年の中で、維持費(光熱費=断熱性能)、メンテ費(素材)などを総合的に検討して上で、ベストの建築会社を選べば良いのです。

株式会社ラクジュ一級建築士・不動産コンサルM・宅建士・相続士lakuju-motohashi
一級建築士、不動産コンサルティングマスターとして住まい、住宅、家を専門に不動産から建築までの幅広い知識を持ち住まいについてのエクスパートです。

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