株式会社ラクジュ

パッシブデザインの注文住宅、リノベーションと不動産

プロ視点の快適な間取り術、キッチン

約3分

プロ視点より快適な間取りを考えるーその5

キッチンの構成を考える

家づくりの中でキッチン(炊事スペース)は最も重要なところですね!
住宅の要素で安全に寝れる、食事が出来る、子育てが出来ることが第一です。

そのひとつがキッチンになります。

キッチンに関しては、たくさんの要素があります。
まずは、構成から始めます。

間取りの中でキッチンはリビング、ダイニングに続く位置に配置するのが一般的ですね。
リビングの話の中で、リビングは公私の中では、公(パブリックスペース)の要素が大きいです。

一方、キッチンは私(プライベート)な間取り空間になります。

ですが、現在の最も多いキッチン間取りは、対面型キッチン(オープンキッチン)ですね。
ダイニングスペースとキッチンスペースに間仕切りのない間取りが好まれます。
ただし、キッチンをいつも綺麗に保つ切迫観念が生まれ半オープンな中途半端な間取りが対面キッチン
という形になったと思います。

実際には、リビングダイニングの方向を見ながら子供の様子を見ながら家事が出来るという事もありますが

コンパクトな家では、いっそのこと開き直ってフルオープンにする方が良いと思います。

110820002.jpg ラクジュモデルハウスのオープンキッチン

キッチンで一区切りではなく、ダイニングと一体とするのが良いのではないでしょうか?

そうなるとキッチンは壁側に設置する方が機能的に良いことになります。
ただし、これは1つのパターンでありますので家族のご要望によっても変わります。

キッチン内部の構成としては基本パターンは

  • I型・・・・シンクと調理台が横一列に配し(対面か壁側につける)
  • L型・・・・シンクと調理台が90度向きを変える
  • コの字形・・L型配置の発展形でシンク、調理台、調理台が分かれる
  • 二列型・・・シンクの反対側に調理台がある(アイランド型などに多い)

実際にはキッチンは、デザインや全体間取りから形状が決まってきますが
キッチンを中心とした間取りを作るなら理想的なキッチンが出来るのでしょうね。

次回は、キッチンの機能とデザインを考えます。

ラクジュ本橋

株式会社ラクジュ一級建築士・不動産コンサルM・宅建士・相続士lakuju-motohashi
一級建築士、不動産コンサルティングマスターとして住まい、住宅、家を専門に不動産から建築までの幅広い知識を持ち住まいについてのエクスパートです。

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