中古戸建を買ってリノベーションしよう!
お宝物件の選び方(基礎編)
戸建住宅は、今後住む価値があるお宝物件とそうでない物件があります。
中古住宅リノベーションのセミナーでは、詳しく解説していますが
どの様に見極めるかポイントを紹介します。
住む=費用がかかります。
例えば、賃貸に一生住む場合、ざっくりと計算すると月10万円の家賃に住む場合
10年で1200万円、20年で2400万円、30年で3600万円掛かります。
一方、持ち家の場合、初期費用3500万円と考えると30年で元が取れると勘違いしますが
実際には、税金、修繕費が掛かるので、中々そうはいきません・・・
では、良い物件とはどの様なものでしょうか?
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1つに、快適に安全で安心に暮らせること(耐震性、断熱性、健康性など)
- 2つに、資産価値の落ちない、落ちにくい家にする(利便性、耐久性、維持管理容易性など)
そこで、中古戸建を買おうとする時に、建物を適切に評価できる目利きになるとよいお宝物件を探せます。
そこで建築のプロが建物を見る時のチェックポイントをお話しします。
今日は家の中で耐震性、耐久性に大きく影響する基礎部分のチェックポイントです。
既存住宅瑕疵保証で住宅調査をする時に基礎のチェックポイントは
基礎に亀裂や損傷のないこと求められます。
亀裂の基準は0.5ミリ以上なのかです。
上記の場合は新築後不同沈下を起こした基礎の亀裂です。
この場合は、補修をすれば済むわけではなく床の水平などにも影響します。
こうなると、構造全体が歪んでいる可能性もあるので良くないですね。
亀裂は非常に判断が難しいのでプロの意見も必要ですがシャーペンの芯が入るくらいの亀裂は
物件見学の時にチェックすると良いでしょう。
これ以外に、基礎で重要なのがコンクリートの状況です。
基礎部分に赤い錆びみないな跡がある場合は劣化の危険性があります。
基礎を見る時に重要なのは、亀裂、損傷はあるか錆びが出ていないかを見ましょう。
どちらのしてもプロの目利きが見るのが一番ですが・・・
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