構造とは -2
ラクジュ=楽住な家では、木の構造の良さを極めて行きたいと思っています。
なぜ、ラクジュは、木造が住宅では最も良いと考えるかですが
それは、住み心地を考えるとやはり、コンクリート、鉄とは違う大きな特徴があります。
それは、熱を伝えにくい所です。
コンクリートは、熱を伝えますし、蓄えます(蓄熱)
鉄は、熱を最も伝えやすい素材です。
木は、熱を伝えにくい唯一の構造材と言えます。
なぜ、熱が伝えにくいと良いのかと申しますと、それは住む上で重要な住環境
人間は、体熱を保持する必要があるからです。体熱を保持できないと体力を消耗してしまい
その場所にいることが苦痛になります。
ですから、コンクリートや鉄の上に寝ていられないですね!硬いから寝ていられないともいいます!!
当然、コンクリートの家も鉄の家も仕上げには木など熱を伝えない素材で仕上げますが・・・
木造は、その様な面で構造自体が断熱を兼ねることが最も良いところです。
木造は、古い時代より現在まで、各国で各地方で独特の工法を生み出しています。
大きく分類すると
- 軸組み構造
- 枠組み構造
- 丸太組み構造
この3つに分類されます。
軸組み工法は、日本の古来からの伝統的な工法である、柱を建てて、梁を渡して骨格をなします。
枠組み工法は、西洋より開発された工法、枠自体で家を支える工法で、2X4とか2X6などと言われます。
丸太組み工法は、いわゆるログハウスです。これも日本でも古来からある工法です。
さて、この中で、どの工法が一番良いか!!
残念ながら一概には言えません。
私自身、枠組み工法以外は、設計の経験があります。
それぞれ、長所、短所があります。
その中で、ラクジュ=楽住な家として、家づくりを総合的に考えると、やはり軸組み構造が最も良いと思っています。
それは、長い実績があり、構造して理にかなっているところなどが最も良い点です。
この木造軸組み構造の中にもたくさんの工法があります。
次回は、そのあたりをご紹介します。
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