不動産売却成功術ーその2
その1では売却の基礎知識などをお話ししました。
http://www.lakuju.jp/blog/cat78/
今回は、戸建編です。
戸建住宅の売却は、おおきく2つに分類されます。
- 建物価値を考えた売却
- 建物価値のない売却
土地として売る場合と建物価値を持って売る場合では少し対策が違います。
共通する部分から
敷地境界をしっかり確定させること。
以外と戸建住宅の敷地は隣地との境界があいまいな場合があり
買う方にとってのリスクにもなります。
なのでまずは敷地境界がしっかり確定されているかを確認する必要があります。
先代からの土地の場合は境界確定があいまいな場合が多くこの部分は確定させておくと良いです。
境界確定をするには、境界確定測量をすることになります。
ちなみに費用は50〜100万円程度をかなり大きな費用です。
実際の取引では境界確定しないまま売買もありますが今後の不動産流動化を考えと事前にしておくと良いです。
境界確定測量は、時間もかかる作業なので早めに行いましょう。
現在の状況では建物が築20年を超えると建物価値を0とする状況が多いです。
その一つに瑕疵(欠陥)の免責(責任を持たない)形にした方が得策ということで
売主側で瑕疵担保責任を免責にすることが多いです。
ただし、メンテナンスもしっかりしていて瑕疵の可能性が少ないのであれば当然価値を見出して売却も良いです。
そこで住宅を適切に調査、評価できるプロが必要になる。
そのあたりの価値判断のできるホームインスペクターなどは今後需要が高くなると思います。
戸建住宅の売却の成功は、この建物評価にかかっているのだと思います。
一方で建物が築30年を超えるとさすがに建物評価を見いだすのは難しいです。
そこて、古屋付き土地として売り出すことになります。
戸建住宅の売却は非常に難しい判断などがありますので、一度ご相談ください。
次回は、マンション売却術です。
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