超高性能住宅「北ノイエ」
この「北ノイエ」のネーミングは、北海道の住宅をリスペクトして北国に暮らす人々の住環境に対する意識の高さ、建築、住宅への快適な暮らし、省エネルギーな暮らしの意識は、この南関東、神奈川、横浜という温暖な地域に暮らす人々とは大きく違います。
どうしたら暖かい家を出来るだけ暖房費を抑えて住まえるか、断熱の意識と歴史と経験が違うところを北海道の住宅視察へ行ったときに良く解ったのです!
「北ノイエ」は、超高性能ですが、北国の家の仕様をそのまま作るということではありません。
神奈川県の地域特性、地域事情にあった最もコストパフォーマンスと将来性を考えた仕様です。
それはパッシブハウスの性能に近く、更に都市型密集地にも対応出来る様な考えで仕様を考えて作りました。
都市型とは、パッシブデザイン欠かせない日照(太陽の恵み)の恩恵を得られにくく、また準防火地域指定が多く高性能なサッシ(樹脂トリプルガラスサッシ)の採用が難しい地域です。
目標性能
土地には、土地にあった仕様(窓サッシや断熱性能)は必要です。
都市の敷地はすべて日照が可能性がなく、その場所に合わせた日射取得対策が必要です。
また、準防火地域や22条地域など、の耐火・防火仕様に対応した防火性能が求められます。
その為、一律の仕様の設定は難しく、パッシブデザインを有効に設計して日射取得と日射遮蔽のバランスを整える為に、パッシブハウスのPHPP+日本のパッシブデザインソフトを併用して最もコストパフォーマンスの取れる仕様とします。
この仕様は、この土地の条件にあった、あくまでも一事例です。
Passive House「建もの燃費ナビ」にて目標を設定!
・建もの燃費を120kWh/m2・年に近づける、もしくは以下とする。(パッシブハウス基準120kWh以下)
・年間冷暖房負荷を、それぞれ30kWh/m2・年以下とする(パッシブハウス基準15kWh以下)
・気密性能をC値0.5cm2/m2以下とする。(パッシブハウス基準0.3以下)
仕様
- 長期優良住宅
- 耐震構造:耐震等級3(許容応力度設計による)
- 省令準耐火
- 断熱:屋根 GW300 壁 フェノールフォーム付加断熱+GW105 床 XPS50 基礎 XPS50
- サッシ:YKK APW330(基本仕様)APW430、ガラス 三層、二層アルゴンガスLow-E 遮熱or断熱
- 換気設備:セントラル第一種熱交換換気(顕熱) or セントラル第三種換気(基本仕様)
- 空調機器:6帖用エアコン(1階、2階に各一台、プランと換気設備により変化)
想定外皮性能:UA0.28〜0.38W/m2・K C値0.5cm2/m2
お薦めプラン
ラクジュでは、土地に合わせたプランを作成します。これは、参考間取りです
北ノイエ 提案プラン
1F:46.37平米 2F:46.37平米 延べ床面積92.74平米(28坪プラン)
特徴は、土間キッチンをそれに繋がるリネン、シューズインクローゼット家事動線がよく、夫婦共働きの家庭に向くプランスです。想定家族は4人(夫婦と子供2人)北ノイエの高性能な外皮性能と高効率なセントラル熱交換換気を使う事により夏場は2階の小型エアコン1台で、冬場は1階の小型エアコン1台で快適な室温が得られます。
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